Bach Early Elkhart #31134

創業者Vincent Bach氏が楽器の生産をインディアナ州エルクハートの工場に移転させて間もない頃に作られた、最初期のアーリーエルクハート・バック37/25。1965年製。
現代のBachとの大きな違いは“2ピース・バルブケース”これに尽きますが、さらにこの個体は、フック無しの1番管(しかもリバーススライドではなく、支柱が立っています)やサイドシーム・ベルといった点も珍しく、まだ発展途上・未完成の楽器なのだと感じさせられます。

このベルの巻き返し方は何というんでしょうか。三角形に折り曲げられています。

今の楽器より管体が厚く、抵抗感は強め。ブリブリっと粘り気のある音で、より以前のマウントバーノン・バック(1953~1964)を彷彿とさせます。

なにぶん古いのでメンテナンスに気を遣いますが、それも楽しみとしてあまり根を詰めないように・・・僕自身もそんな年頃になってまいりました。

トランペット 菅野 淳史 のサイト

trad-jazz trumpeter Atsushi Kanno's website